
最近、一人でキャンプをする「ソロキャンプ」が人気です。自然の中で誰にも気兼ねせずたった一人。それって素敵だと思いませんか?本記事ではソロキャンプの魅力や楽しみ方、おすすめのキャンプ場や装備についてご紹介します。
この記事の目次
- 1 ソロキャンプの魅力とは?
- 2 ソロキャンプを楽しむ動画まとめ
- 3 ソロキャンプにおすすめのキャンプ場一覧
- 4 ソロキャンプにおすすめの装備
ソロキャンプの魅力とは?
スケジュールが自由
友達や家族で行くキャンプも楽しいですが、
グループで行くとなると、スケジュールの調整やレンタカーの手配、誰が何を持ってくる?など、あらゆる場面で連絡を取り合ったり、調整したりと時間と労力を取られることもありますよね。
しかも大人数となると、サイトを人数分確保するための予約が煩雑になってしまったり、直近では予約が取りにくいこともあります。
その点ソロキャンプの場合、行きたいときに予約をするだけです。最近では一人専用のテントサイトを設けているキャンプ場もあり、ハイシーズンでもソロサイトだけは前日まで空いていることもあります。
一人の時間が楽しめる
想像してください。大自然の中に、ひとりです。
友達とのキャンプでは過ごせない孤独感がある一方、自然との一体感が楽しめます。虫の声や風の声、土の匂いを感じ、都会では経験できないような自分と向き合う時間が作れます。
お腹がすいたらご飯を食べ、疲れたらひとやすみ。誰かと一緒にいるとそんな自由も難しいことがありますが、ソロキャンプならなんでも自由なんです。
一人でサバイバルする強さが身につく
ソロキャンプで培われるのが、サバイバル能力です。一度体験しておくと、非常時に優先順位を整理しながら動くことができるようになるので、防災にも役立ちます。
限られた水、電源、食料の中で過ごす体験は、日常ではあまり体験できませんよね?
寝床を作り、ご飯を作り、安全を確保して眠る。たったそれだけを、いかに楽しめるかがソロキャンプのポイントです。
ソロキャンプを楽しむ動画まとめ
いくらソロキャンプが楽しいとはいっても、いきなり始めるのは勇気がいりますね。
そこで、すでにソロキャンプを楽しんでいるソロキャンプマスターのYoutuberたちを見て、実際にどんなものか体感していただくのが良いと思います。
おすすめのチャンネルはこちらです。
ヒロシちゃんねる
かつて「ヒロシです」のギャグで大ブレイクした芸人ヒロシのYoutubeチャンネルです。
ソロキャンプの動画が数多くアップされています。装備の紹介があるほか、火をつけようとして点けられないなど、ゆるい雰囲気が人気です。
natunatusolo
ただ淡々と、解説もなくソロキャンプの様子を映すチャンネルです。
料理をする様子、風の音、虫の声、川のせせらぎが聞こえ、あたかも自分がソロキャンプをしている本人であるかのような気分になってきます。
YORIKI
ジムニーに乗ってソロやグループでのキャンプを楽しむYORIKIさんのチャンネルです。
実際にソロキャンプをする様子も撮影されていますが、道具の紹介が非常に丁寧で参考になります。
ソロキャンプにおすすめのキャンプ場一覧
初めての方でもソロキャンプが楽しめるキャンプ場を、地域別にご紹介いたします。
北海道のソロキャンプが楽しめるキャンプ場2選
白銀荘前キャンプ場
https://www.instagram.com/p/BK9_8dRDMAD/
夏はツーリングのライダー、冬は登山やスキーを楽しむ方の拠点となっているキャンプ場です。「吹上露天の湯」の目の前にあるので、徒歩で温泉に行くことができます。また十勝岳登山口も近く、徒歩15分の位置に大自然が作り出した十勝岳の絶景スポットがあります!道も険しくないので、余裕のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
公式サイト:http://www.kamifurano.jp/outdoor/camping/3736
美笛キャンプ場
https://www.instagram.com/p/BUuAHCZgo73/
眼前には支笏湖が広がり、ロケーション抜群のキャンプ場です。全面フリーサイトなので、うまくいけば美しいレイクビューを独り占めできます。売店、ランドリー室、シャワー室を兼ね備えたセンターハウスや、炊事棟、水洗トイレも完備しているので、初めてのソロキャンプでも安心です。
公式サイト:http://www.shikotuko.jp/
東北のソロキャンプが楽しめるキャンプ場2選
牛野ダムキャンプ場
https://www.instagram.com/p/BhYMSbulGrd/
オシャレなキャンパーが集まると、ネット上で密かに人気の牛野ダムキャンプ場。とは言え、高規格キャンプ場ではないので、比較的ファミリーやグループは少なく、落ち着いた雰囲気を楽しめます。
便利な施設は何も無いキャンプ場ですが、そんな状況だからこそ楽しいのがキャンプというものです。
公式サイト:http://www.village.ohira.miyagi.jp/05kanko/01kanko/tatukomori.html
田沢湖キャンプ場
https://www.instagram.com/p/BbHJH6_Abn2/
田沢湖周辺に位置する、豊かな森に囲まれたキャンプ場です。木の下に設営する形になるので暑い季節でも涼しくキャンプができ、設備も炊事場、トイレ、コインシャワーと一通り揃っています。レンタルはタープやシュラフ、調理器具まで充実しているのでソロキャンプ初心者の方でも安心です。カヤックも楽しめます。
公式サイト:http://www.tazawako.net/tazawako/annai.html
関東のソロキャンプが楽しめるキャンプ場5選
北軽井沢スウィートグラス
https://www.instagram.com/p/BgyeHzxFjgu/
浅間高原に広がる広大な「北軽井沢スウィートグラス」は、年間を通じて様々なイベントが開催されていて、キャンプビギナーからベテランまで、幅広い層に人気のキャンプ場です。「人気のキャンプ場と言うと、ファミリーやグループがいっぱいでソロは気が退けるかも…」と思ってしまいがちですが、ここ北軽井沢スウィートグラスは、ソロテントサイトが設けられているので、気兼ねなくソロキャンプが満喫出来ます。
公式サイト:http://sweetgrass.jp/
小梨平キャンプ場
https://www.instagram.com/p/Bhqop-fHZ9B/
ソロキャンプが比較的安全で気後れしない穴場のキャンプ場。それは、実は登山地のキャンプ場。槍穂登山の玄関口となる上高地の小梨平キャンプ場は、一大観光地のすぐそばにありながらも、静かで落ち着け、かつ設備もレンタル用品も揃っているので、女の子のソロキャンプにおすすめです。
公式サイト:http://www.nihonalpskankou.com/
徳澤キャンプ場
https://www.instagram.com/p/BZwgYtxhe4R/
小梨平から更に1時間ちょっと歩くと、徳沢キャンプ場に到達します。上高地からの交通手段は自分の足だけ。それでも、穂高の景色や、流れる小川を見ながら歩けば、あっという間!ソロキャンプ装備だからこそ歩いて行ける、ソロキャンパーにピッタリのキャンプ場です。
公式サイト:http://www.tokusawaen.com/
有野実苑オートキャンプ場
https://www.instagram.com/p/BhRekrHhjfi/
有野実苑オートキャンプ場はまさに「野営」のようなソロキャンプが楽しめるキャンプ場です。ソロキャンパー専用のソロキャンプサイト完備で、バイク乗り入れももちろんOK!直火での焚き火も可能なので、ワイルドなキャンプが好きな方におすすめです。
公式サイト:http://www.arinomi.co.jp/
cazuキャンプ場
https://www.instagram.com/p/Bg_AW0Jhqng/
埼玉県飯能市の大自然に囲まれた名栗川のもとにあるキャンプ場。近隣No.1のホタルの生息地で有名で、夏には幻想的な風景を楽しめます。材木屋さんの経営しているキャンプ場とあって、薪も使い放題!冬でも暖かいソロキャンプが楽しめますよ。AC電源が使えるのも嬉しいポイントです。
公式サイト:http://www.cazu.jp/
東海のソロキャンプが楽しめるキャンプ場2選
ふもとっぱらキャンプ場
https://www.instagram.com/p/BiB0NF7F2IV/
その名の通り富士山の麓に位置する広大なキャンプ場です。目の前に大きくそびえ立つ、富士山の大パノラマを眺めながらのキャンプを楽しめるキャンプ場はそう多くありません。またチェックアウトの時間が14時までと余裕があり、ゆったりと撤収できます。
公式サイト:https://fumotoppara.net/
ハートランド朝霧
https://www.instagram.com/p/BhGSyq3jRSY/
目の前いっぱいに広がる野原と開放的な青い空のコントラストが美しいキャンプ場です。空気が澄んでいるので、夜には満天の星空も堪能できます。もちろんバイクの乗り入れOKです!場内の売店ではハートランドの牧場で育った牛の牛乳から作られたソフトクリームを販売しています
公式サイト:http://asagiri-kantoku.net/
関西のソロキャンプが楽しめるキャンプ場3選
ウッディパル余呉
https://www.instagram.com/p/BhQnEyAnH8q/
スキー場の跡地を再利用したフリーサイトを備えており、1人あたりのスペースが広いのでのびのびと人目を気にすることなくソロキャンプができます。なんと料金はたったの500円!ほぼ無料キャンプ場に近い感覚で、綺麗な設備も充実しているので言うことなしです。車で15分のところに天然温泉もあるので、お風呂の心配もいりません。
公式サイト:http://woodypal.jp/
渡瀬みどりの広場キャンプ場
https://www.instagram.com/p/BY21MiMnnfZ/
温泉のすぐ近くに位置し、気軽に温泉を楽しむことができるキャンプ場。川沿いはフリーサイトになっており、バイクであればサイトの乗り入れも可能なので、川辺でゆっくり過ごすにもおすすめです!
公式サイト:https://www.kumano-de-kenko.com/kurhaus/camp/
リゾート大島
https://www.instagram.com/p/Bh6rqWYg5k-/
バイクサイトがあるリゾート大島。関西の高規格キャンプ場としても有名で、広大で整えられた芝生サイトで広々キャンプを楽しむことができます。その他、露天風呂を楽しんだり、カヤックなどのアクティビティを楽しむこともできます。
公式サイト:https://resortohshima.com/
九州のソロキャンプが楽しめるキャンプ場2選
バルンバルンの森
https://www.instagram.com/p/Bh8v5gtgech/
大分県中津市にあり、森の中でゆったりとくつろげる小さなキャンプ場です。何といってもレトロでおしゃれな施設の数々が特徴で、中でも森の中のレストランと森の雑貨屋さんはぜひ行って欲しいスポットです☆夜になったら満点の星空に広がる天の川を見ることができます。ソロでもおしゃれにキャンプを楽しみたい!という方にはピッタリのスポットです。
公式サイト:http://barunbarun.com/
志高湖キャンプ場
https://www.instagram.com/p/BhSyZzMhZSe/
標高600mの高原に位置するため冷涼な気候で、夏でも涼しいキャンプ場です。場内の湖畔の周りは全てフリーサイトになっており、自分の好きなロケーションでキャンプができます◎また市営のキャンプ場のため、料金が1人320円と格安!スタッフが多く、清掃・維持管理が行き届いているのも女子にオススメな理由の一つです。
公式サイト:http://www.shidakako.server-shared.com/~shidakako/
ソロキャンプにおすすめの装備
キャンプ場によってはレンタルが可能ですが、自分の装備があったほうが楽しめるというものです。
あったほうが良いアイテムは全部で10個あります。ご自分にあった装備を揃えましょう。
□1.テント
□2.シュラフ
□3.マット
□4.ランタンまたはヘッドライト
□5.チェア
□6.ミニテーブル
□7.焚き火グリル
□8.コッヘル
□9.カトラリー
□10.マグカップ
ソロキャンプにおすすめのテント
1人~2人用のソロテントを利用することをおすすめします。荷物の中では一番かさばるものなので、車やバイク以外でのソロキャンプを計画するならば、なるべく軽いものがおすすめです。前室が少しでもあるタイプだと、調理する際や靴置きなど便利に使えます。ワンタッチ式、ポップアップ式、ワンポール式、吊り下げ式などさまざまなタイプがあります。
コールマン ツーリングドームST[1~2人用]
前室を高くして開放感がアップされているコンパクトサイズのドームテント。1人でも設営しやすいポールポケット式。重量が約4.4kgと重めなのでツーリングかオートキャンプ向けです。
スノーピーク ラゴ2[1~2人用]
すばやく設営できる信頼のXフレーム。内側に土間をつくり軽量化を実現。雨風をしっかり防ぎながら、結露対策も万全です。重量が約1.4kgと超軽量なので登山キャンプにも、スノーピーク品質を持っていけます。
ソロキャンプにおすすめの寝袋
シュラフは、自分が泊まる季節や気温などの環境にあったものを選ぶのが大事。
保温性や軽量性はもちろんのこと、頭をすっぽり覆うタイプなのか、背丈に合った長さなのか、快適に寝れるよう自分に合った寝袋をチェックしておきましょう。
モンベル ダウンハガー800#3
夏の高山から冬の低山キャンプまで1年を通して使えるトータルバランスに優れたモデルです。抜群の快適性と軽量性を備えコンパクト収納も実現した高品質モデル。登山やツーリングなど、どんなシチュエーションでも活躍できます。
●重量:575g●収納サイズ:14×14×28cm
ソロキャンプにおすすめのマット
快適な寝心地を確保するにはシュラフと同じくらいに重要なシュラフマット。せっかくの一人の時間も寝心地が悪いのでは良い朝は迎えられません。
(モンベル)mont bell アウトドア 小型マット フォームパッド 180 1124627 FRGN
素早く広げて、すぐにたためる軽量な折りたたみ式パッドです。耐久性・断熱性に優れた軽量ポリエチレンフォームを使用。全面に施したディンプル加工により生じた突起が荷重を分散し、優れたクッション性を発揮します。
ソロキャンプにおすすめのランタン
コールマン ルミエールランタン
ランタンマントルが不要で、着火するだけのカンタン操作。ガスの炎がやさしく揺れて癒される、雰囲気抜群のガスランタンです。ガラス性なので登山には不向きかもしれません。
スノーピーク ギガパワーランタン
マントルの大きさに合わせ極限までコンパクトにした軽量ランタン。このクラスで80W相当の光量を誇ります。
ソロキャンプにおすすめのチェア
キャンプ場の好きな場所でリラックスするとき、背もたれのあるアウトドア用チェアは無くてはならない存在。
ソロキャンプの場合はチェアの軽量性、見た目、快適性、座面の高さなどを確認しておきましょう。ぴったりなチェアを選び、最高なリラックスタイムを!
Helinox(ヘリノックス) コンフォートチェア
ソロキャンプにおすすめのテーブル
テーブル選びは、ソロキャンプに持っていく物の荷物の量や、どのようなことをテーブルでするかによって選ぶポイントが変わります。
軽量性、収納性の他にも耐重量やテーブルの高さや安定感などが選ぶポイントになってきます。どんなテーブルの使い方をするのか把握して選んでみましょう。
ユニフレーム 焚き火テーブル
特殊エンボス加工のステンレストップなので、ダッチオーブンをじかに置いてもキズ付きにくく、熱にも傷・汚れにも強く、使う場所を選びません。焚き火を楽しむオートキャンプにおすすめのテーブルです。
ソロキャンプにおすすめの焚き火台
キャンプに行くならやっぱり焚き火はしたくなるもの。近年焚き火台もどんどん軽量化が進んでいき、驚くべきコンパクトなアイテムが出てきました。
オートキャンプ以外の登山やツーリングキャンプにも焚き火台を持っていって火を眺める特別な時間をつくりましょう。
ユニフレーム ファイアスタンド2
メッシュシートにより超軽量コンパクトを実現した焚き火台。灰も落とさず抜群の通気性でよく燃焼させます。登山やツーリングキャンプのお供に。
ソロキャンプにおすすめのクッカー
クッカーを選ぶポイントは、まずアルミ製・ステンレス製・チタン製のどれを使用したいのか。材質によって特徴が違うので、作る料理や優先させるべき性能を確認しておきましょう。
スノーピーク トレック900
スノーピークのクッカーは、深型と浅型の2タイプ、素材もステンレス、アルミニウム、チタニウムの3種類を用意してあり、使用用途や予算に応じて選択可能。こちらはアルミ製のソロ用フカガタクッカーです。
ソロキャンプにおすすめのカトラリー・マグカップ
スノーピーク チタンシングルマグ
軽さを追求したシングルウォールのカップ。キャンプ場はもちろん、家やオフィスでも。
コールマン カトラリーセット4/パーソナル